システムを導入したことがあったのですが、うまく運用できませんでした。

いきなり高額なソフトウェアを全社を挙げて導入したり、オーダーでシステムを開発してもらっても、最初の構想が素晴らしすぎたがために、多機能すぎて現場で運用できない、といったことも少なくありません。もちろん、そうしたシステムは、運用すれば非常に便利なものではあります。しかし、現場で運用しなければ、宝の持ち腐れになり、せっかく投資した金額も無駄になってしまいます。
ブラックハンドではそういったリスクを避けるために、「段階的な運用」を勧めています。
「段階的な運用」というのは、たとえば最初は「見積」のみを導入するところから始める、というように、投資額を最小にしてリスクを最小限に抑える運用方法です。
いきなり全社を挙げて、すべての業務システムを変えてしまうと、全社員が業務に慣れるために膨大な教育コストがかかり、逆に今までの運用のほうが便利だった、というようなことになりかねません。
最初に「見積」だけの導入ですと、こうした教育コストは全社を挙げて導入したものより、かなり小さくなります。そうしておいて、営業社員や工事部の社員がシステムに慣れてから、次は「工程管理」、「実行予算」、さらに「原価管理」、「債権管理」、最終的には「人事管理」、「自社ノウハウ構築」まで、徐々にステップアップしていけば、リスクは最小限になります。