リボン

【リボン】

“リボン” とは、プログラムの機能をウィンドウ上部にある一連のタブに整理するコマンド バーです。リボンを使用すると、機能を見つけやすくなり、プログラム全体をすぐに習得でき、プログラムの操作方法を把握しやすくなります。

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 【リボンの特性】

従来のメニュー バーおよびツール バーと比べて、リボンには以下の特徴があります。
・すべてのコマンドに対応する単一のユーザー インターフェイス (UI)
ツール バーは効率的で直接的ですが、画面領域をもう少し拡大して、メニュー バーとツール バーの機能をすべて持つ単一のコマンド UI を作成できれば便利です。単体の UI だけで構成されるリボンを使用すると、目的のコマンドがどの UI にあるのかを考えずに済みます。

・一目瞭然
メニュー バー、コマンドはラベルで処理内容がわかりますが、多くの場合非表示になっています。ツールバーボタンは、画面領域を節約するために主にラベルの代わりにアイコンで表示されており 、アイコンの意味が伝わりにくい場合はツールヒントに頼っています。通常、ユーザーがアイコンの意味を把握しているのは最もよく使用するコマンドだけです。
ほとんどのコマンドをラベル付きのアイコンで提示することによって、リボンコマンドは見るだけで内容を把握できます。ツールヒントを使用するのは補足情報を表示するときだけです。コマンドを理解するために他の場所 (ヘルプなど) にアクセスする必要はほとんどなくなります。

・ラベル付けされたグループ
リボンでは、コマンドをラベル付けされたグループに整理することで、コマンドを見つけやすく、コマンドの目的を確認しやすくします。

・直接的、即時型
1回のクリックで呼び出されるため、複数のメニューを開く必要がなく、直接的で、なおかつ即座に効果が現れるコマンドは即時型です。
ほとんどのリボン コマンドは、最もよく使用されるコマンドを 1 回のクリックで呼び出し、追加入力のためのダイアログを必要とせず、直接かつ即座に実行するように設計されています。

ブラックハンドの業務アプリケーションではこのようなリボンの特性を生かしつつ、Officeシリーズと同じようなインターフェイスを実現しました。
なお、リボンが苦手だというお客様のために、コマンドメニュー(&ツールバー)も準備しています。

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このカスタマイズボタンを押下すると、メニューやUIの変更ができます。

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