見込工事受注処理

【見込工事受注処理】

『見積⇒見込工事受注処理』を選択されると、以下のダイアログが表示されます。

見込工事確定処理

この処理は見積が成約したときに必ず呼び出してください。見込物件が工事に、見積データが実行予算データとして、自動作成されます。

設定内容

(1)商談が成立した見込物件
成約した見込物件を指定します

(2)工事コード
見積が成約した場合、見込物件は自社の正式な工事になりますが、その際の工事コードです。
通常は見込物件データと同じコードにしてください。

(3)「見積→予算」に転送する際、割合を考慮する要素
見積が成約した場合には、見積データも実行予算データへとコピーされますが、その際にどの要素から参照して金額を決定するのかを指定します。

・見積単価の「単価」に、割合(%)を乗算して転送する
見積単価の単価に割合を乗算します。原価単価を入力していなければ、通常はこれを選択し、80%~90%の割合で実行予算を自動生成します。

・見積単価の「数量」に、割合(%)を乗算して転送する
通常数量に割合を乗算して実行予算を作成することは少ないと思いますが、「見積数量」に乗算することも可能です。

・原価単価の「単価」に、割合(%)を乗算して転送する
原価単価を入力しているのであれば、ここを選択します。
割合も100%でそのまま転送してください。

・原価単価の「数量」に、割合(%)を乗算して転送する
通常数量に割合を乗算して実行予算を作成することは少ないと思いますが、「原価数量」に乗算することも可能です。

・見積は予算には転送しない
これを選ぶと実行予算は自動生成はしません。予算は実行予算にて入力することになります。

(4)転送%
(3)で指定した項目へ乗算する%です。
見積単価を指定しているのであれば、通常は80%~90%を、原価単価を指定しているのであれば100%を指定します。

OKボタンを押下すると、見込データをもとに工事データが自動作成され、見積データをもとに実行予算データも自動作成されます。
以降は工事データと、実行予算データをもとに原価管理を行っていくことになります。

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