マスター名称変更

【マスター名称変更】

データを作成したら、次にマスター名称の変更を行います。
(この処理はインストールした後に1回だけ行う処理で、一度設定すれば、二度と設定する必要はありません)
まず、データ作成後、メニューが表示されます。
「ツール」のリボンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

マスター名称

 

「マスター名称」をクリックすると、以下の画面が表示されます。

マスター名称02

 

(1)工事
工事の名称を、別の名称に変更します。
たとえば不動産業であれば「物件」、システム開発会社であれば「プロジェクト」、イベント制作業であれば「案件」などのように別の名称に変更できます。同じ建設業でも、「現場」などのように、御社でいつも使っている名称を採用することができます。
正式名称は全角5文字、半角10文字で。短縮名は全角2文字、半角4文字まで入力することができます。(以下のマスターも同様です。ただし短縮名称を設定できないマスターもあります)

(2)工種
「本工事」などのように別の名称にすることも可能ですし、システム開発のように「大項目」などのように変更することができます。

(3)作業内容
「中工種」のように変更することも可能ですし、「作業」や「中項目」などの名称に変更することができます。

(4)単位
ここはあまり変更する必要はありませんが、「ユニット」などのように変更することができます。

(5)勘定科目
財務会計の勘定科目の名称も変更できます。「科目」と変更することもできますし、「原価科目」と変更することもできます。

(6)部門
部門は「部署」や「部」、「グループ」などのように変更することができます。

(7)得意先
「発注元」、「受注先」などのように変更することができます。

(8)業者
「仕入先」、「外注先」などのように変更することができます。

(9)従業員
通常は会社の社員を指しますが、原価管理の社員だけの管理であれば「作業員」などのように変更することも可能です。

(10)原価細目
「原価」のように省略してもいいですし、「細目」や「項目」、「小項目」のような名称に変更することが可能です。

(11)見込工事
「見込」と短縮してもいいですし、「案件」、「物件」、「見積案件」などのようにも変更できます。

(12)区分
「要素」としてもいいですし、「材労外経」としても構いません。

(13)工事種類
工事の区分で使用します。これも「工事区分」などのように様々な用途で使用できます。

(14)作業種別
工種と作業内容の間に位置するマスターです。「工事種類」、「小工種」などのように変更することもできます。

(15)工事分類1、2、3、4、5
工事に紐づく分類です。「地域」、「工事種類」、「契約金」、「元請下請」、「箇所」、「キーマン」などのように、あらゆる用途で使えます。

(16)細目分類1
原価項目に紐づく分類です。原価項目大分類に相当します。「細目1」などのように変更することができます。

(17)細目分類2
原価細目に紐づく分類です。原価細目中分類に相当します。「細目2」などのように変更することができます。

(18)細目分類3
原価細目に紐づく分類です。原価細目小分類に相当します。「細目3」などのように変更することができます。

(19)社員分類1、2、3
社員に紐づく分類です。「資格」、「学歴」、「社員種類」などのように人事台帳としての役目を果たすこともできます。

マスター名称のほかに、マスターで使用する区分の名称も変更することができます。

マスター名称03

3つの区分名は全く違う用途として使うことができます。
たとえば開発会社であれば「パッケージ」、「受託」、「その他」などのように、独自の区分で運用することも可能です。
全角で5文字、半角で10文字まで入力することができます。

(20)工種区分
「区分名称変更」のボタンを押すと、以下の画面が表示されます。

(21)得意先区分
4つの区分名は全く違う用途として使うことができます。
たとえば「個人」、「民間会社」、「官庁」、「元請」などのように、独自の区分で運用することも可能です。
全角で5文字、半角で10文字まで入力することができます。

(22)業者区分
4つの区分名は全く違う用途として使うことができます。
たとえば「外注労務」、「外注社員」、「外注会社」、「その他」などのように、独自の区分で運用することも可能です。
全角で5文字、半角で10文字まで入力することができます。

(23)社員区分
4つの区分名は変更することができますが、責任者と営業担当者の区分は責任者一覧表営業担当者一覧表で使用するので、別の用途で区分を使用する際には、そこも考えて区分を変更してください。
たとえば「現場社員」、「責任者」、「営業マン」、「事務社員」などのように、もともとの意味合いを少しだけ変えて変更することができます。
全角で5文字、半角で10文字まで入力することができます。

(24)原価細目区分
4の区分名は全く違う用途として使うことができますが、建設業の場合にはあまり意味合いを変えるのは得策ではありません。
ただし、たとえばシステム開発会社で、なおかつ「材労外経」にあまり囚われなくてもよい場合には、「ソフト購入」、「作成費」、「外注」、「経費」などのように、独自の区分で運用することも可能です。
全角で5文字、半角で10文字まで入力することができます。

その他に工事日付名称変更もできます。

マスター名称04(25)工事日付タイトル

建設業だと「引渡日」とする場合がほとんどですが、例えば土木業の場合「決定日」に変更することも可能です。

 

この設定は次回の起動時より有効になります。

 

 

 

 

 

 

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